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BLS AG RABe535形電車(BLS AG RABe535がたでんしゃ)は、スイスの最大の私鉄であるBLS AGで使用されている部分低床式電車である。 == 概要 == アルプス越えルートの一つであるレッチュベルクルートを擁するBLS AGでは、アルプトランジット計画によるレッチュベルクベーストンネルの開業後の旧ベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道(Bern-Lötschberg-Simplon-Bahn(BLS))〔1996年にBLSグループのGBS、SEZ、BNと統合してBLSレッチュベルク鉄道となり、さらに2006年にはミッテルラント地域交通(Regionalverkehr Mittelland(RM))と統合してBLS AGとなる〕区間のベルン-シュピーツ-トゥーン-ブリークおよびトゥーン-ツヴァイジンメン間のレギオエクスプレス〔RE:RegioExpress、快速列車に相当、ドイツではレギオナルエクスプレス〕を電車化することとなり、ベルンのSバーン運用に使用されている近距離用のRABe525形(通称「NINA〔Niderflur-Nahverkehr〕」)をベースとして接客サービスレベルを向上させた4車体5台車の低床式中距離用電車「PaNINA〔Panorama-NINA〕」として計画されたのが本機であり、2006年に13編成がボンバルディア・トランスポーテーション〔Bombardier Transportation, Berlin、2001年にADtranzを買収して欧州の鉄道車両製造に参入〕およびアルストム〔Alstom, Levallois-Perret〕に約58,000,000ユーロ(うちボンバルディアの契約額は約38,000,000ユーロ)で発注されている。なお、この契約には20編成のオプションが付き、これが行使されると総額約143,000,000ユーロの契約額になることとなっている。本機は通称「レッチュベルガー〔Lötschberger〕」と呼ばれ、Bo'2'2'2'Bo'の車軸配置およびVVVFインバータ制御により1時間定格1000kWの出力と160km/hの最高速度の性能を発揮すると同時に、低床部の床面高さ605mmのバリアフリー対応の機体となっており、車体と台車、機械部分をボンバルディアが、電気部品をアルストムが担当して製造されて2008年5月21日に初号機がロールアウトし、その後順次引き渡されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BLS AG RABe535形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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